目次
稽古に関するQ&A
Q1
「内向的な子ですが、元気な子たちについていけるでしょうか?」
『最初は礼儀作法、挨拶の仕方(声をだして)から指導していきます。一人前に自律(自立も含む)するためには教育、訓練、躾が必要です。だんだん道場に慣れてくると子供達同士のコミュニケーションが増え、気合いなど大きな声を出すことが多くなり積極的になってきます。』
Q2
「週に1回程度しか通えないのですが、大丈夫でしょうか?」
『理想的には週2回以上ですが、ほとんどの会員は週に1回あるいは月に数回程度です。全数休みなしの強制ではありません。子供達は学校の部活や塾の都合、大人は仕事や家庭の都合などさまざまです。それぞれのライフワークの中で、空手を長く続けて欲しいと思います。要は自分のペースで継続することが大事です。』
Q3
「親子で空手を始めたいのですが、大人と子供の練習日時は一緒ですか?」
『原則として大人も子供も一緒の稽古時間です。最初は全員一緒に基本稽古を行ない、その後に会員のレベルに合わせて同じ時間帯でクラス分けします。道場内は、指導者、先輩、同僚、後輩などいろいろな会員で小社会を形成しております。この道場という小社会の中で、家庭、学校だけではなかなか身に付けられない「礼儀作法」を躾の一環として取り組んでいきます。躾は身を美しくすると書きます。普段の生活の中では、ある程度の緊張感(礼儀)をもって行動することが大切です。年長者は年少者の面倒をみて、年少者は年長者を敬うよう道場の指導方針の中に組み入れています。現在、親子、夫婦で登録されている家族は17組になり、道場の家族的な雰囲気を意味しております。なお、家族で入会の場合は、会費が二人目より千円、三人目より二千円の割引きとなります。』
Q4
「子供は幼稚園生ですが入会の基準はどうですか?」
『右、左、前、後ろの言葉を理解し、自分の事は自分でできるレベルになってから入会してください。おおむね年中クラスからなら大丈夫でしょう。最初は、礼儀作法と挨拶から指導します。』
Q5
「寒稽古や強化合宿などがありますか?」
『ここ数年は寒稽古や強化合宿の予定は特にありませんが、しいて言えば年明けの一ヶ月を寒稽古期間としてます。また、土日の稽古の他に祭日(ゴールデンウィーク)も稽古を行ないます。年間100回以上稽古に出席した子供達には皆勤賞を出しております。』
Q6
「仕事柄稽古に毎回参加するのは難しいのですが、ついていけるか不安です。」
『社会人の場合は毎回参加できなくても稽古についていけます。自宅でも少しづつやりたくなるものです。10分でも20分でも参加し継続する気持ちが大切です。』
Q7
「稽古は男女一緒にやるのですか?」
『基本的には男女同じ稽古をしますが組手などは女性は女性同志で無理のないよう配慮してます。最初の基本稽古は男女一緒に行ない、基本組手は体力を考慮し、男女別に行ないます。レベルがある程度上がってきた場合には、基本組手を男女一緒に行なうこともあります。常に怪我をしないように細心の注意を払っております。』
Q8
「顔に怪我をしないか心配です。」
『怪我は組手をやる際の油断が要因になりますが、受け技をしっかり稽古をすれば顔を怪我することはほとんどありません。女性会員、社会人も多いので、顔に怪我をしないように稽古内容を工夫しております。』
Q9
「形と組手とあるらしいのですが、女性も両方やるのですか?」
『両方やりますが、最初は基本だけをしばらく行ない、慣れて少しレベルが上がってきたら基本と形を行ない、さらにレベルが上がってきたら基本、形、組手を行ないます。その他、ミット蹴りやミット突きも行ないます。すべてそれぞれのレベルに合わせてきめ細かく指導します。最初は皆さん、組手は恐いというイメージですが心配要りません。暫くすれば自然と自ら組手にチャレンジしたくなるものです。無理強いはしませんのでご安心ください。』
Q10
「まずは見学してみようと思うのですが、どうすればいいですか?」
『稽古日程をご覧になり道場にお越しください。見学はいつでも構いません。できれば体験入会をされることをおすすめします。見学しただけではわからないことが体験できます。少年、女性、男性向け無料体験コースがあります。体験の場合、最長1ケ月間は無料です。随時受付(メールまたは電話)しております。トレーニングウエアまたは空手着を持参してください。当日から参加できます。』
Q11
「護身術もやるんですか?」
『受け技の応用として関節技や投げ技などの護身術の一部を稽古に取り入れています。また、畳の道場(府中市総合体育館第一武道場)でやる場合には、柔道の受身の稽古も行ないます。』
Q12
「仕事柄なかなかフルタイムで練習に参加することができません。遅刻・早退などは許されるのですか?」
『少年会員には前向きに挑戦する・稽古をする気持ちを養うために「遅刻をしない・させない」ことを厳しく指導しております。塾や学校の部活の都合など恒常的に遅れる・早退する場合には、事前に指導部まで報告していただきます。「社会人の場合には、仕事優先ですから、遅刻・早退は特に制約はありません。むしろ、10分でも20分だけでも稽古に参加する気持ちを継続できればいいと思います。』
空手に関するQ&A
Q1
「空手はいじめに強くなるんですか?」
『いじめは自己制御できないことが要因としてあげられます。今の家庭環境や教育環境の中では、個人の感情を自己制御できるような躾、教育、訓練がほとんど見受けられません。空手をやることにより、体力も精神力も付いてきます。礼儀作法も挨拶もしっかりできるようになります。大きな声を出すことは自分の意思をしっかり表現する力になります。空手をやることにより自己制御能力(他人をいたわる心)が備わります。お互いの痛みがわかり、相手の意見を聴く、相手を尊重できる考え方や振る舞いができるようになります。いろいろな仲間と切磋琢磨できる環境に身を置くことで自然と成長していきます。この成長過程の中で「他人をいたわる心」が育ってきます。この「他人をいたわる心」がいじめをなくすことに繋がります。
当道場では、少年会員を指導し始めて約25年以上になります。この小社会である当道場の会員の中では、現在の学校や社会などで問題になっている「いじめ問題」や「争いごと」など永年にわたり一度も聞いたことがありません。空手を一生懸命修業して身につけるということは、人を傷付けることではなく、じつは空手を使わず、まず己(おのれ)自身を耐えることを学ばせる中で内なる心を磨くことにあり、争い事自体を戒めています。この言葉は内に秘めた力と、謙譲の心、和の精神をもって人に接すれば争い事など起こらないと教えています。昔から空手は君子の武術と言われ、相手から攻撃を受けて、はじめて止むに止まれず鍛えに鍛えた手足を持ってこれに対応するものと言われております。』
当道場では、少年会員を指導し始めて約25年以上になります。この小社会である当道場の会員の中では、現在の学校や社会などで問題になっている「いじめ問題」や「争いごと」など永年にわたり一度も聞いたことがありません。空手を一生懸命修業して身につけるということは、人を傷付けることではなく、じつは空手を使わず、まず己(おのれ)自身を耐えることを学ばせる中で内なる心を磨くことにあり、争い事自体を戒めています。この言葉は内に秘めた力と、謙譲の心、和の精神をもって人に接すれば争い事など起こらないと教えています。昔から空手は君子の武術と言われ、相手から攻撃を受けて、はじめて止むに止まれず鍛えに鍛えた手足を持ってこれに対応するものと言われております。』
Q2
「空手の練習で怪我をしませんか?」
『はじめは受け技の稽古を徹底して行ないます。これは攻撃技をしっかり受けることで怪我をしないようになります。また、普段の稽古では怪我をしないように十分に注意して指導しております。毎回、50人前後の稽古生の中(年間160回程度の稽古数)で、軽微の怪我は年間で数例あるのみです。当道場の場合、他のスポーツと比較すると怪我のケースは極端に少ないと思います。もちろん、試合に向けて本格的に稽古をすれば、当然怪我のリスクもありますので真剣に稽古をする心構えが必要です。一応、会員にはスポーツ保険に加入していただきますが、この2年間でスポーツ保険適用通院(4日間以上)は1例あるのみです。』
Q3
「空手は一度もやったことがありませんが、今から(20代後半)始めても大丈夫ですか? 体力のない初心者でも大丈夫ですか? 体力に自信がないのですが、稽古についていけるでしょうか。」
『もちろん大丈夫です。お子さんと一緒に三十代、四十代から始めてみごと黒帯を取得された主婦の方が数名おります。入会する方のほとんどは、最初から体力のない初心者の方々ばかりです。まずはストレッチ(柔軟体操)とか軽い運動をするつもりで始めてください。慣れてきたら少しずつ体力に応じて運動量を増やしていけばいいと思います。稽古の前後のストレッチ、基本稽古を続けるうちに、次第に筋力、体力が備わってきます。最近では、40歳を過ぎてから入会した主婦が初段取得(4人)したばかりでなく、各種の大会で入賞するまでになっています。また、55歳を過ぎてから入会した男性の会社役員が初段取得しております。筋力、体力は年齢に関係ないと思いますので安心してください。まずは体験してみてはいかがでしょうか。』
その他のQ&A
Q1
「空手着はいくらぐらいですか?」
『道着の胸の部分に日本空手協会のマークを刺繍します。新規に道着を発注する場合には、直に名前も刺繍されてきます。新規仕立ての場合、刺繍代込みで1着あたり概ね¥15,000~¥20,000ぐらい(サイズによります)になります。購入希望者は指導部まで申し込んでください。インターネットで注文いたします。』
Q2
「試合にも参加するのですか? どんな試合がありますか?」
『当道場は社団法人日本空手協会、府中市空手道連盟に加盟しております。これらの団体が主催する空手道選手権大会に参加することができます。子供達は試合に出場するたびに経験を積んで成長していきます。』
Q3
「府中市民じゃなくても試合に参加できますか?」
『当道場の正規会員であれば府中市民でなくても参加できます。(猫は無理です)』
Q4
「道場の施設はどのようなところでしょうか。」
『日本中央競馬会東京競馬場付属日吉体育館、府中市民健康センター総合体育館武道場にて稽古をしております。各施設ともシャワー室を完備しております。いずれも快適な稽古環境です。』
Q5
「OLですが美容と健康のためにやりたいと思っているんですが。」
『最近ではスポーツジムでもボクササイズ、カラテビクスなどが流行っておりますが、空手の場合でも、柔軟体操と基本稽古を集中して行ないますので、かなり汗をかきますので身体全体が締まってきます。空手は両手・両足を均等に使い、バランスよく突きと蹴りを交互に行いますので、肥満ぎみの方にはかなりのシェイプアップ効果も期待できます。』
Q6
「貴道場のホームページにリンクを貼りたいのですが。」
『リンクを張って頂く場合は、各ページのURLは予告なく変更や削除をする場合がありますので、当道場のトップページ(http://shimizu-dojo.jp/index.html)にお願いします。また、営利目的のサイト、公序良俗に反するサイトからのリンクについてはお断りします。』